労務単価に冬期(冬季)補正をかけたい

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労務単価に冬期補正をかける場合、2つ方法があります。

以下の2つの操作手順は、例として「冬期(冬季)補正を3%」を労務単価にかける場合の説明です。

工種で「冬期補正」されているものだけでなく、工事全体に冬期補正をかける場合の手順

※注意
総括表の「各種補正」で冬期割増の設定を行っていると、冬期補正の設定がされている工種は二重に補正がかかります。

※使用している単価地区によっては、あらかじめ労務列計算が設定されている場合があります。その場合は、5.の手順以降を御確認下さい。

  1. 本工事内訳書画面で、ツールバーの「単価」アイコンから「単価」ウィンドウを開き、労務単価の分類を開きます。
  2. 「編集不可」をクリックし、「編集可能」状態にし、地区をブロック単価にします。
  3. メニューバーの[編集]-[列計算]を選択します。
  4. 金額名称の予備をダブルクリックし、「冬期○%」といった名称に変更し、計算式を設定します。

    <例:3%の場合の計算式・掛け率>
    @T*1.03(@T:標準金額 )

  5. 設定後、「労務単価を再計算する」をクリックします。 列計算が終わりましたら、ツールバーの「編集可能」をクリックして「編集不可」に変更し、単価画面を閉じます。

  6. 本工事内訳書画面で、ツールバーの「自動積算の労務費」にて設定した名称を選択して積算して下さい。

    ※自動積算の労務費の「冬期○%」の名称に、列計算式で登録した名称は直ぐに反映されません。反映させるためには、「設計書一覧画面」に戻り、再度、該当の設計書を開きます。「自動積算の労務費」の中に登録した名称が表示されます。

    既に積算済みの場合は、「金額欄切替」から変更ができます。以下の設定を行って下さい。

  7. 本工事内訳書画面の工事ツリーで、工事名の右クリック-[金額欄切替]をクリックします(工種ごとに補正をかえる場合はツリーにて対象の表のフォルダにて、同じ操作を行って下さい)。

    (※金額欄切替の手順については、「深夜や時間外の労務単価で積算したい」をご覧ください。

冬期(冬季)補正の設定になっている工種のみ補正をかける場合

  1. 設計書一覧画面より、該当の設計書を右クリック-「総括表」(あるいは、工事を選択した状態で「総括表」)ボタンをクリックします。
  2. 「各種補正」をクリックし、「冬期労務割増」の項目で、「冬期労務割増を行なう」にチェックを入れます。「時間的制約を受けない」「時間的制約を受ける」「時間的制約を著しく受ける」のいづれかを選択をし、「値を入力する」にチェックを行い、「1.03」と入力します。必要に応じて「単価丸め」があれば選択します。

    ※既に自動積算された代価表に反映させるには、本工事内訳書画面にて、各工種毎に「再実行」を行ってください。

    ▼「基準の値を表示」をクリックすると、「発注者マスタ」で設定されている冬期期間別の「冬期労務補正率」が表示されます。冬期補正を期間から算出する場合は、「施工開始日」を入力してください。

    ※冬期期間別の「冬期労務補正率」の変更が必要な場合は、発注者マスタ登録で変更することも可能です。

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