経費計算前に「再積上げの処理選択」が表示されました。これは何ですか

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再積上げは表の合計金額や当り単価の計算を行なう作業です。

計算作業の他に、各項目にチェックを入れて実行することで工事別環境設定で設定した各種設定を工事に反映させます。

≪単価金額を更新≫
工事内の単価を最新の単価(単価登録)に更新します。また工事単価(登録単価を工事に持ってきて訂正したもの)の金額は再積上げ前の金額がそのまま保持され更新されません。
≪元登録単価(一般単価のみ)の更新≫
工事内で登録単価を訂正したものの名称、規格以外の更新をします。ただし、元登録単価と現在の登録単価の単位が変わっていた場合は、更新されません。一般単価とは、単価登録の大分類で「一般タイプ」が設定されている登録単価です。
≪元登録単価(一般単価以外)の更新≫
工事内で登録単価を訂正したものの名称、規格以外の更新をします。ただし、元登録単価と現在の登録単価の単位が変わっていた場合は、更新されません。一般単価以外とは、単価登録の大分類で「労務タイプ」が設定されている登録単価です。
≪総括表で設定されている地区に更新≫
工事内で使用されている単価はすべて総括表で設定されている地区の単価に更新されます。単独に単価のプロパティで地区替えをしている場合や、工事作成中に総括表で地区を変更して、総括表と異なる地区の単価が工事に含まれるときに有効です。
≪更新する単価を一覧で表示・選択≫
工事内で使用されている単価の単価金額と登録単価の単価金額が異なる単価の一覧が表示されます。一覧では、単価ごとに登録単価の単価金額に更新するかしないか選択できます。更新しないに設定をして再積上げを行なうと、工事内の単価の単価金額を保持できます。
≪数量の掛け率を更新≫
すべての単価の「数量の掛け率」を環境設定で設定された値に更新します。各数量に手書きで設定した「数量の掛け率」を残しておきたい時は、このチェックを外して下さい。
≪単価の掛け率を更新≫
すべての単価の「単価の掛け率」を環境設定で設定された値に更新します。各単価に手書きで設定した「単価の掛け率」を残しておきたい場合は、このチェックを外して下さい。
≪丸め設定を更新≫
表や行の丸めが、環境設定で設定した丸めにすべて更新されます。今まで各表のメニューで個別に設定された丸めは無効になります。各表に個別で設定した丸めを優先したい場合はこのチェックを外して下さい。
≪金額を手入力した表の丸めの更新≫
金額を手入力した表にも工事別環境設定で設定した丸めがかかります。手入力した金額を保持したい場合は、このチェックを外して下さい。
≪再積上げの度に設定を確認する≫
再積上げを実行する際に必ずこの設定画面を表示します。設定を確認せず再積上げを行う場合は、このチェックを外して下さい。
≪号番号振り直しを行う≫(この設定は保存されません)
再積上げ完了後に号番号の振り直しを行います。現在の号番号を保持したい場合は、このチェックを外して下さい。

※元登録単価とは・・・
単価のアイコンに手書の鉛筆マークが重なっているアイコンになっている単価です。資材単価、製品単価等の一般タイプで作成された分類に登録されている単価を訂正し、手書単価となったものです。

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