お客様に利益をもたらす商品を、継続的に生み出していく

建設開発部 本社システム課
2001年度入社

今できる労力を惜しまない、プロのエンジニアとして

主力商品である『Gaia』シリーズの開発・メンテナンスをしています。自分が担当する案件の実現方法を検討し、仕様書を作成。作成した仕様書を元に部内外の関係者と打ち合わせて詳細を詰め、実装します。だいたい仕様書作成に1週間くらい、実装には数週間~2ヶ月程度かかることが多いですね。
開発という職業は、作る期間よりも、作って世に出したものをサポートし、メンテナンスしていく期間の方がずっと長いです。なので、今ちょっと楽をして雑なものを作ってしまうと、後々自分たちの首を絞めることになってしまいます。プロのエンジニアとして、「後で楽をするために、今できる労力を惜しまないこと」を常に戒めとしています。

お客様からの高い期待に継続的に応えていく

エンジニアのミッションはお客様に利益をもたらす商品を、継続的に生み出していくことだと思っています。その点『Gaia』シリーズは長年の実績があるソフトですのでお客様からの信頼も厚く、その分期待も大きいため、いただく要望も難易度の高いものが多いです。そういった要望を実現してお客様の喜びの声を伝え聞くと、達成感ややりがいに繋がります。開発者的には、難しい要求をいかにシンプルに実装するかが腕の見せ所であり、面白いと感じるところです。
土木積算ソフトの『Gaia』シリーズは専門的な業務知識や経験がどうしても必要なので、開発部門だけで考えていても答えが出ないことが多くあります。そのため、営業部門の方やサポート部門の方など、お客様に近いところで仕事をされている方々と意見交換して得た知識を、自身の開発活動の指針としています。

チームで行う開発。他者への意識が良いプログラムを作る

以前自分がリーダーを任されたプロジェクトは大変でした。そのプロジェクトは関係者が多く、部署間の調整を主導し、社外ともやりとりしつつの開発だったので、1人で捌くのは難しい状況でした。この時は、負担を分担してくれる力強い片腕が何人もいたことが助けになりました。適材適所がうまくはまったことで無事に完成させることができました。
開発はチームで行いますので、ある人が書いたプログラムの意図が、他のメンバーに正確に理解されなければ、そこに手を加える際にバグを埋め込みやすくなります。私自身プログラムを書く側、手を加える側どちらの立場も経験してきて、情報共有や文書化などの、実装以外の行動にも重きを置くようになりました。
年齢や社歴に関係なく、率直に思ったことを言い合えるのはビーイングならではの土壌かなと思います。開発の打ち合わせの場で丁々発止の議論が飛び交うのは、よく見る光景です。
品質の良いものを安定して生み出すと同時に、自分を追い抜いていくような後進を育てる、ということが今の目標であり課題です。

※掲載内容は取材当時のものです